2021年5月25日よりSteamで配信が開始された不思議の幻想郷ロータスラビリンスRについて、旧ロータスラビリンスとの違いや実際にプレイした感想をお届け。
私は天子が主人公でゲームをスタートしたので、早苗さんを主人公で始めた人とは一部内容に差があるかもしれない。
何故SwitchやPS4よりも先にSteamでの配信なのか
まず公式ツイートにも書かれている通りコンシューマー版への配信は夏頃を予定。
既にPS4版やSwitch版でロータスラビリンスを購入した人は同じく夏頃にロータスラビリンスRへの無料アップデートが予定されているので買い直しの心配はなさそう。(以下、旧作をLLとし新作をLLRと表記)
先にSteamでの配信の理由としては LLからLLRと生まれ変わったことで仲間全キャラ操作可能などをはじめ、ゲームシステムが大幅に変更。
それによりコンシューマー版への移植がスムーズに行われるように安定性の確認とプレイヤーの要望やバグ修正などの早期対応のしやすさから先にSteamでの配信になったとのこと。
まぁ、これにはある程度納得するしかない。事実、前作TODRやLLではアップデートの際に審査が必要となり審査のタイミングによってはPS4版とSwitch版とでアップデートのタイミングがずれるといったことが多々あった。
そういった点からもコンシューマー版への移植では極力無駄なバグ修正によるアップデートは避けたいのだと思われる。
コンシューマー版へのアップデートは単なる移植ではなく、LLのデータはそのまま残して新しくLLRが追加される形とのこと。
単なるLLからLLRへの上書きアップデートではないからこそコンシューマー版への配信はしっかりと調整してから行いたいのだと思われる。
Rがついて何が変わった?LLとLLRの違い
公式の生放送で変更点が紹介されていたけど当記事では私がプレイしていた時のLLのゲーム画面と並べてLLRの変更点を簡単に見ていく。
ちなみに、先に言っておくとLLとLLRはゲームシステムが違うのでセーブデータの引き継ぎは出来ない。同じゲームタイトルの別バージョンって感じかな?(例:〇〇モンスター赤・緑・青、○○チュウバージョン)
まぁ、ゲームソフト1本で別々のゲームが2つ遊べる感じ。(ストーリーは同じだけど)
次の項目では画像を使ってLLとLLRの変更点を解説。画像は左がLL、右がLLRの順番で並べて配置する。
生まれ変わった天空守矢神社(拠点)
左の画像がLLで右の画像がLLR
LLでは殺風景だった守矢神社もLLRではキャラやオブジェクトの配置が変わり色鮮やかな雰囲気になった。キャラの頭に「…」のマークがある時は新しい会話があることを示している。
LLRでは守矢神社も広くなり集めた仲間も配置されるようになった。
集めたキャラは毎回ランダムで守矢神社の様々な場所に配置される。
画面右上にはミニマップも表示されたことで仲間が配置されている場所もわかりやすい。
LLでは突っ立っていた霖之助さんもLLRでは香霖堂(自販機)の傍で椅子に座っている。
自販機は左から装備、アイテム、スキルとカテゴリー毎に商品が販売。
スキルアイテム購入の画面。
メガバラエティ装備システムの変更点
武器、防具、お守りがそれぞれ最大で10個装備できる点は同じであるが、LLRではストーリーの進行に応じて装備枠が開放されていく。
また、装備セットが3つ用意されており状況に応じて瞬時に装備を切り替えることが可能。
LLRでは装備にブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのランクがある。
装備は従来の不思議の幻想郷シリーズと違いレベルを上げて装備のランク(見た目が)変わることはないとのこと。
例として防具の漬物石がレベル24になったとしても要石にランクアップしない。
また、LLRでは同一の装備は複数装備出来ない。
既に装備しているものは同装備と表記され1つしか装備できないようになっている。
天子の第4弾幕が変更
LLの天子の第4弾幕は前方一直線に貫通する非想の威光であった。
LLRでは天子の第4弾幕が要石「カナメファンネル」に変更。4回攻撃できる要石を3つ放ち部屋の敵にダメージを与える。
ダンジョン情報画面と入手できる仲間の変更?
どちらもチュートリアルダンジョンクリア後に訪れる最初のダンジョン。
LLとLLRで画面デザインが違うのはもちろん、ダンジョン名と入手できるキャラも違う。
LLでは響子を仲間にすることが可能だが
LLRではヤマメが最初に登場した。
ちなみにLLでヤマメを仲間にする場合、条件を満たしたうえで大富豪への道というダンジョンで仲間にすることが可能。
このようにLLRでは天子編と早苗編とで仲間に出来るキャラのタイミングや条件なども変更されている。
とはいえ、ゲーム本編で仲間になるキャラは
- 〇〇階にいる「〇〇」に話しかける。
- ダンジョンクリアで自動加入。
の条件でほとんどのキャラが仲間になる。
LLの時と比べても加入条件はかなり易しく余程のことがない限り取り逃すことはない。
ダンジョンに連れていける仲間の最大人数の変更
LLではダンジョンに連れていける仲間の人数は一部を除いてほぼ制限なく連れて行くことが可能であった。
LLRでは1チーム6名(リーダー1名+5名のメンバー)の編成で最大4チームの計24名がダンジョンに連れていける最大人数となる。
編成できるチームの数はストーリーの進行に応じて増えていくので私の場合はまだ2チームしか編成できない。
ちなみに、こちらはLLの画像。
真ん中にいる早苗さんを中心に周りに見えているキャラはすべてこちらの仲間である。たぶん69人いるのかな。
これはこれで面白いのだが、人数が多すぎて仲間の管理が難しく気づかないうちに戦闘不能になっている…なんてこともあった。
編成や指示を出すことも可能だが、それでも全員の状況を把握するのは難しく気づけばダンジョンに連れて行く人数を減らしてプレイしていたな。懐かしい。
LLRでは、コンティニューできるのさ!
こちらはLLの挑戦結果。さとりさまの攻撃で倒れて即この画面に。
前作TODRや従来のローグライクゲームでは操作キャラのHPがゼロになった瞬間に挑戦失敗とみなされるが
LLRではHPがゼロになった現在のフロアの最初からやり直すことが可能!
前作TODRなど不思議の幻想郷シリーズでは一応、暗黙の了解?としてコンティニューすることも可能ではあるが場合によってはこの禁じ手を使ってもどう足掻いても詰み状態になることもある。
だが、今回LLRで正式にコンティニュー機能が実装されたことで、たとえダンジョン攻略の途中で失敗しても気楽に再挑戦しやすくなっている。
もちろん、コンティニューするかしないかはあなた次第です。
仲間全キャラ操作可能に進化!
公式ツイートの画像にもあるように生まれ変わったロータスラビリンスは仲間全キャラを操作することが可能に!
LLRではストーリーの進行により2チーム編成が可能になったタイミングでプレイヤーバトンタッチが使用可能になる。
チームのリーダー同士でのみキャラチェンジ可能という条件ではあるがチームリーダーを変更することで他のキャラを操作することが可能。
ただし、ダンジョン攻略中にチーム編成の変更はできないので注意。
どのキャラをチームリーダーにするかはダンジョン挑戦前に決めておこう。
こちらの画像は咲夜さんで操作している時のもの。
LLでは天子か早苗さんしか操作キャラの変更ができなかったからこの新システムは非常に嬉しい!これで紫さま(推しキャラ)や依姫を操作してダンジョンに挑むことも!あとはルーミアの実装を
感想
他にも細かい変更点などはまだまだあるけど、私が特に気になった変更点はこんな感じ。
また、Steamでの先行配信に関しては賛否両論あると思うが私は納得したうえで購入してプレイしている。
ちなみに、私は旧ロータスラビリンス(PS4版)を発売日から2020年の5月頃まではプレイしていた。(遊ぶゲームが他になかった…)
夏の無料アップデートまで待ってもよかったんだけど、公式生放送で実際にゲーム画面を見たりして面白そうだと思い急遽Steamでも購入することを決めた。
それと、今度はさすがにもうあんな失敗はしないだろうという期待と応援の意味も込めて…(こちとらコンプリートエディションとプレミアムスクープエディションも合わせて購入しているんだ!マジで頼みますよ!)
てな感じで今のところは楽しくロータスラビリンスRをプレイしています。
最後に一言いいかな。
紅魔郷キャラは多く登場するけど、ルーミアと美鈴どこに行った?
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